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◇ コロナ禍も少し落ちつき ・・・・・・ 第708
☆モバイルオフィスの作り方 ★
Vol.0708
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□ 久しぶりの神戸ハーバーランド
□ ひょうたん池の面積を測る?
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☆ 久しぶりの神戸ハーバーランド
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ちょっとお買い物をする必要があったので神戸ハーバーランドに出かけました。
その華やかなこと・・・・
◇ カメラを買わないといけない
私のPCはダイナブックで、ディスプレーにはカメラがついています。
ところがそのノートPCのディスプレーが壊れたので今では蓋を閉じ、その上に
そこそこの大きさのディスプレーを載せて簡易デスクトップPCとして使ってい
ます。
結果として本来内蔵されていたカメラは使えません。
でも近く、WEBミーティングがあるのでカメラが必要になり、ハーバーランド
のソフマップに見に行くことにしました。
緊急事態も解除され、町は活気を取り戻しているかな??とドキドキしながら
出かけたのです。
目的のソフマップは駐車場を降りて連絡橋を渡って同じ階にあるのですぐに移
動できます。
目的のカメラはすぐに見つかり、とても手頃なカメラを入手しました。
その後、ちょっとレストラン街でスイーツを食べたのですが・・・
◇ コンチェルトは満席
ハーバーランドのレストラン街は中突堤(ポートタワーのある埠頭)に面してお
り、その前の埠頭からはコンチェルトやパルデメールなど観光船が出入りしま
す。
私がレストランに到着したときは目の前の埠頭から17時45分出港のコンチェル
トのお客さんの搭乗の最中だったのですが、100名以上のお客さんが長い列を
作って搭乗待ちをしていました。
これからディナークルーズにお出かけのようです。
コロナ禍以前から見慣れた風景なのですが、観光船のディナークルーズが大勢
のお客を乗せて出港する風景は久しぶりで懐かしい風景です。
そういえば、コロナ禍が始まって以来このレストラン街でお茶を飲むのも久し
ぶりです。
いつもなら入店に少し時間がかかるところを今日はすんなりと席に案内された
のでまだ人出は以前のようでも無いと思いますが、それでも活気があって華や
かです。
◇ 予防接種もしたし・・・・
もう国民の半数以上が予防接種を済ませたそうで、後一月ちょっとで希望する
全員が2回接種を終えるそうです。
それにしてもオリンピックのさなかにあれほど猖獗を極めたコロナ禍が、秋と
ともに収束に向かっているのは不可思議です。
大阪府の吉村知事は”ウィルスの何らかの事情だろう・・・”とおっしゃって
いますが、確かに人間側の問題では無く、ウィルス側の問題かも知れません。
本来なら夏が終わり空気が乾燥して気温の下がるこれからがウィルスの活躍し
そうなシーズンなのですが、どうも変です。
オリンピックは予想に反してウィルスの猛威には至らず、ただし時期的には嫌
がらせのように感染者のピークを迎えました。
オリンピック自体で人流が増えたわけでも無く、無観客でひっそりと行いまし
たから前回のピークとは時期は重なりますが因果関係は無いように思います。
やはり予防接種が効果を発揮しているのでしょうか・・・
昨年からずーっとテレワークを続け、慎重に暮らしてきましたが、そろそろ通
常の仕事に戻っても良いのでしょうか・・・・
◇ 海王丸と青雲丸が入港している
中突堤(ポートタワーがあって、オリエンタルホテルが建っている突堤)には海
王丸と青雲丸が停泊しています。
https://www.jmets.ac.jp/ship/kaiwomaru/index.html
https://www.jmets.ac.jp/ship/seiunmaru/index.html
ともに海技教育機構の練習船ですが、帆船である海王丸はもちろんのこと、青
雲丸も船として美しい!
その白いハル(船体)は一目で客船では無く、貨物船でも無いと分かる美しい姿
です。
それがハーバーランドのレストラン街の向かいの中突堤に停泊しているのです。
久しぶりのコンチェルトの出航もなかなかの見物ですが、その後で見晴らしが
良くなるとこの2隻にイルミネーションがついてそれは美しい風景です。
前回、ハーバーランドに出かけたのは予防注射の集団接種会場としてでした。
自宅から電車で20分、自動車で30分のとても身近な遊び場です。
でもコロナ禍が始まって以来、出かけることも無く、また出かけても華やかさが
ないので心沈む日々でした。なんとかこのままコロナ禍が収束して、往時の賑わ
いを取り戻してくれたらと思います。
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☆ ひょうたん池の面積を測る?
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私は中学校を卒業して以来ほぼ数学を学んでいません。
高校は文系大学を目指すクラスでしたし、大学ではまったく学びませんでした。
数学は嫌いでも無かったのですが”集合”を習ったときに”これは数学か??”
と疑問に思い、それ以来学習をしていません。
◇ ひょうたん池の面積を測る?
多分中学校の時代だと思うのですが(もしかしたら高校生の時かも知れない)あ
る日の数学の授業では”ひょうたん池の面積を測る”と言うテーマの授業を習
いました。
もちろん言わずと知れた”積分”の授業なのですが、その日に考えたことは今
でも鮮明に覚えています。
”ひょうたん池の面積を測ることなど一生無いからこの授業は無視しても大丈
夫・・・”
そして集合を習ったときにはそれまでの数式でも無く、まるで国語の授業のよ
うな集合論を聞いてすっかり興味を無くしました。
その後、これらのことを後悔せぬ日はありません・・・
◇ 例えばヨットの設計で浮力の計算
ひょうたん池の面積を測ることはその後も一度もありませんでしたが、例えば
若い頃の仕事だった小型のヨットの制作ではどうでしょうか??
小型の船を設計する際に基本的で大切なことは浮力の計算です。
1人乗りだとして自身の体重(約80kg)とヨット自体の重さ(約40kg)を足して最
低でも120kgの浮力が必要です。
120kgと言えば容積で言えば120リッターであり、計画喫水線以下の体積が120
リッターあることが必要です。
(アルキメデスの法則ですね・・・)
ところでヨットの船体は曲線で構成され、立方体のような縦×横×長さでは計
算できません。
ヨットの図面を前から10個ほどに等分割して断面を書き、そしてその断面の計
画喫水線以下の高さ(水面以下の高さ)をとって積分し、そしてその喫水以下の
面積を積分すると体積が求められ、それが浮力となります。
この計算が出来ないと、作ってみるまで予定通り浮くかどうか分からない船が
出来てしまします。
◇ PCでシミュレートする
まだMS-DOSもない時代ですが、設計したヨットの図面はあります。
各ステーション(10等分した断面図)も正確にはかれます。
後は長さを積分し、そうして求められたステーションの面積を積分すれば浮力
は計算できます。
そう・・・幼い頃に”ひょうたん池の計算は一生しない”と考えてサボったあ
の積分です。
仕方がないので友人に高校の時の数学の教科書を借りてきて”シンプソンの簡
易積分法”という公式を見つけ、プログラムして浮力を計算しました。
高校を卒業してから20年ほど経った後の話です。
◇ データベース・・・集合そのもの
次いでデータベースを作るようになるのですが、データベースと言えば集合論
そのものです。
集合と補集合・・・などあのとき真面目に集合を学んでおけば苦労しなかった
ことばかりです。
インデックスファイルの生成ではソート(並び替え)が重要で、これも私が手を
抜いた数学理論です。
そのほかベクトルや方程式も至る所で必要でした。
(幸い連立方程式は大好きでかなりがんばって勉強したのでこれは大丈夫・・
でも同じ内容で鶴亀算や油分け算、旅人算は苦手です。必ず連立方程式に置き
換えて計算して答えを出します)
なんで・・・・?
鶴と亀の飼育をするつもりも無く、足の数だけで頭数を数えることを想像でき
なかったからです。
そもそも少年の頃に”将来は電子計算機が出来るから数学など不要!”と考え
ていたのです。
◇ 悔やんでも悔やみきれません
なんであのとき(マナベが少年だった頃)、数学の教師は”ひょうたん池”では
なく船の設計に積分は必須と教えてくれなかったのでしょうか??
将来電子計算機が出来るからと不遜なことを考えている少年に、その電子計算
機を使うには数学が必要だと注意してくれなかったのでようね。
理屈をこね回す扱いにくい少年だったように思いますが、未熟な少年の発想
に対して、実は君が将来やりたいことには数学が重要だと教えなかった数学
の教師に責任があるような気がします。
もし積分を船の浮力計算や航空機の揚力の計算に必須だと教えてくれていたら
私は死に物狂いで数学を学んだと思います。
時期的にこれは無理ですが、電子計算機のプログラミングに数学が重要な要素
を占めることを予見できなかったことは少年の責任か数学の専門家の責任かは
微妙なところがあるように思います。
(まだ電子計算機は無かったか、あっても黎明期だった)
かくのごとく、若い頃から自分の見識で不要だと思ったものは何も学ばずに生
きてきました。
後悔し、苦労することの方が多かったのですが、限りある自身の時間と能力を
自身のやりたいことにすべて集中するための知恵でもありました。
教師も教師ですが、とんでもないガキですね・・・
先生が学びなさいと言う教科を自身の将来に必要かどうかで判断して学ぶかど
うかを決めていたのですから・・・
お気づきになりましたでしょうか、実は前回のフリガナの技術を知らなかったこ
とは今に始まったことでは無く、少年の頃からそうやって最短コースで学習をし
てきたという2回連続の壮大な言い訳です。
その結果、自身の才能以上のことを学べたようにも思いますし、信じがたいほど
知らないことも多くあるのです。