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◇ ある病院でモバイルオフィス ・・・・・・        第733
☆モバイルオフィスの作り方 ★
Vol.0733

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□ 生まれて初めて入院する(病院でモバイルオフィス)


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☆ 生まれて初めて入院する
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ある日、ちょっと運動をしたら息苦しくなってびっくりしました。
どうしようか迷っていたのですがかかりつけ医に相談することにしたのです。

◇ かかりつけ医が心配する
2ヶ月に一度、血糖値などの検査に行くかかりつけ医がその日はかなり真剣
に、そして迅速に神戸でもっとも大きな病院に紹介状を書くからすぐに受診す
るように・・・とのことで、いつものんびりした内科医の、いつにない真剣な
雰囲気に気圧されて週明けに神戸の中央市民病院に検査を受けに行くことにし
ました。

なんと、その場で数日後の検査の予約を取ってくれました。


◇ とっても興味深い病院のシステム
もう20年近くこの病院には来たことがありませんし、何より自身の健康の事で
病院にいく事などなかったので今どきの病院のシステムには興味津々です。

大きなショッピングモールのフードコートでラーメンを頼んだときにできあが
るとアラームが鳴る端末を貸してくれますが、それがもっと進化した端末を貸
してくれます。

単にアラームが鳴るだけではなく、デイスプレーに”**診察室の前に・・・
”といった現時点の案内まで出てきます。


◇ とか言ったのんきな状況じゃない!
実は私を診察した医療者たちはのんきな私をよそにかなり心配してくれていた
ようなのです。
単に検査で出かけたつもりがいきなり”緊急入院”させられてしまいました。

落とし物の財布を交番に届けに行ったらいきなり逮捕されたようなものです。
そこでかねて用意のモバイルオフィスキットを召喚しました。

シャープのAndroidタブレット(とっても安かった)+キーボード+マウス・・
です。

これだけでは何も出来ないのですが、サテライトオフィスで起動している仕
事用PCにGoogleリモートデスクトップで接続すると、ふだんの仕事道具がフル
スペックで使えるわけです。


◇ ハズキルーペが欲しいかも知れない
病院は6時から21時まで公衆Wifyを運営してくれていて、仕事には十分な帯域
です。
1時間に1度、強制的にLogOutさせられますが再接続にも慣れ、概ね快適なモバ
イルオフィスをHCU(高度治療室)に解説したわけですね。

ただ、小さなタブレットのさらに先にあるごく普通のPCはとても小さくて、フ
ォントを変えるなど工夫はするもののハズキルーペが欲しいかも知れない・・
と思う次第です。

でも、病院のHCUは本来生命の危機に関わる場所・・そこに紛れ込んでしまっ
たので遠慮がちに仕事を始めたのですが、これは今まで経験したことのいない
ほどの究極のモバイルオフィスかも知れません。
理由は・・・・・

・ 予定していなかった入院で急遽開設したこと
・ Androidの安価なタブレットであること
・ Googleリモートデスクトップ経由で仕事用のPCを操作してモバイルオフィ
スとしたこと
・ プログラムを含めて本気で仕事をしたこと
・ 本人が死にかけていたこと

ちょっと今までとは違う強力なモバイルオフィスで、私のライフワークの集大
成かも知れません。
でも結構便利でしたし、文字が小さくて読みにくかったことをのぞけばそれな
りに仕事ははかどりました。

◇ 心臓カテーテル検査を受ける
私は息苦しくて検査を受けたのですが、基本的な診断は”心不全”で、どうや
ら医師達は狭心症とか心筋梗塞といった心臓周りの血管の病気を強く疑ったよ
うです。
(病院の座学で学びましたが”心不全”というのは症状であって病名ではない
そうです)

これは一つ間違えたら突然死のある病気ですから医師達が緊張したのは納得で
す。
そこで一般の採血でさえ・・または普通の注射でも貧血を起こして気を失いか
けるマナベが心臓カテーテル検査というものを受けました。

もうこれ以上時間がかかったらそのショックで死にそう・・という検査で(痛
くもなんともありません。もっとも痛かったのは手首の麻酔の注射で、痛かっ
たのが原因ではないのです。とっても気持ち悪いのです。)

時間はほんの15分ほどなのですが若い看護士のおねーさんが二人左右につい
て、背中や腕をさすってくれて”大丈夫ですよ、順調ですよ”と声をかけてく
れたのでなんとか生き続ける勇気を維持できました。

結果としては医師達が心配してくれた深刻な病気(突然死のあるような)ではな
いことが分かり、検査の予後を見た後、薬で治療することに決まりました。


◇ 驚くほど若くて美人な看護師さんたち、、
病院に入院などしたことがないので見るもの聞くもの珍しいことばかりです。
まず驚くのは看護師さんたちが若くて美しいことですね。
きっと看護学校の美人の上位20%をさらってきたに違いありません。
(実はこの病院の看護師は超成績優秀な人たちなんですが・・・)

仕事をしている女性をその容姿で評価するのはそもそも失礼な話ですし、まし
て死にかけていてお世話を受けている身でふざけた話ではありますが、それで
も声を大きくして言いたい!

テキパキと仕事をする看護士さんには感謝しかありませんが、そんなことは別
にして、本当にきれいなお姉さん達でした。


◇ 休まない医師
それと驚くのが若い主治医で、月曜の検査の当日から一週間たった日曜まで毎
日会うのです。
土曜は早朝にトイレに行ったときの廊下で会い、”お元気そうで・・・”と声
をかけられました。

いつ休んでいるのでしょうね・・・病院内のアナウンスでは”医師の働き
方改革のたに医師の説明は17時まで”とか言っているのですが、土日も含めて
毎日会いました。

そのことを指摘すると・・・”24時間病院にいるわけではないので・・”とい
う見当外れなご返事でした。

お仕事に熱心なことはとても良いことですし、使命感を強く感じるので心から
尊敬しますが、ちゃんと休みを取ってくれぐれもご自愛いただきたいと思う次
第です。


◇ 空飛ぶリハビリチーム
後は体育会系のオーラを出すリハビリチームで、自身に経験は無いものの病後
のリハビリの重要性は良く認識しているので彼らの指導もかなり真剣に受けて
います。

本当はデータ通信で遠隔地で心臓リハビリを受ける・・・という治験に参加す
るつもりでした。
内容を聞いただけで私がよだれを垂らしそうなないようじゃないですか。

ところがその後のリハビリで”6分間を全速力で歩く”という課題があり、私
はとっても張り切ってリハビリルームを何周も歩きました。

その結果、治験に参加するには規格外(どうやら病人らしくなかったようで
す・・・成績が)ということで治験には参加させてもらえませんでした。

結果として普通に病院に出かけてリハビリを受けることになりました。
残念・・・


とっても仕事の忙しい時期に一週間以上も入院し、前半の3日ほどはほとんど仕
事になりませんでした。
という尋常でない忙しさで、”プログラミングスクール”はしばらくお休みです。
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[モバイルオフィスの作り方]はサボのマナベが日々気づいたこ
とや思ったことをお天気の良い日の縁側に座ってポツリポツリと
お話しするようなマガジンです。
ご意見などもあることと思います。
もしご意見等がありましたらお寄せいただければ随時話題にして
いきたいと思います。
 
 
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